今日はBE動詞2で学んだ品詞の中の代名詞について、もう少し詳しく見ていきます。また、複数形の所有格についても学びます。そして、それらがBE動詞例文の中でどのように使われるかを見ていきます。
代名詞を詳しく理解する
文字通り、名前の代わりになるものが代名詞です。代名詞は、英語の中で頻繁に使うので、よく理解しておきましょう。
Taro’s best friend, Koji. He is Taro’s best friend.
Taro’s friends. They are Taro’s friends.
This is a book.「これは本です」(目の前にある場合)
That is a book.「あれは本です」(少し離れたところにある場合)
It is a book.「それは本です」(itは距離に制限されることなく使える)
These are books.「これらは本です」(目の前にある場合)
Those are books.「あれらは本です」(少し離れたところにある場合)
This is a cat.「これは猫です」(近くにいる場合)
That is a cat.「あれは猫です」(少し離れたところにいる場合)
It is her cat.「それは彼女の猫です」
🙂 所有格が名詞の前につくと、冠詞のaは必要がなくなります。aやanは、「漠然とした一つのもの」をあらわします。上の文は、所有格のherがついて「彼女の猫」と特定されたためaやanは必要がなくなったわけです。
もちろん、This is my cat.「これは僕の猫です」That is your cat.「あれはあなたの猫です」のような言い方もできます。そのさいも、冠詞のaは必要がないので取れます。
These are cats.「これらは猫です」(近くにいる場合)
Those are cats.「あれらは猫です」(少し離れたところにいる場合)
These are my cats.「これらは私の猫です」
Those are her cats.「あれらは彼女の猫です」
🙂 複数形は、もともと冠詞のaがないので、所有格がついても形は変わりません。
代名詞を整理すると以下のようになります。
Taro ➡ he彼は
Mariko ➡ she彼女は
Mariko and I ➡ we私たちは
Taro and Koji ➡ they彼らは
Mariko and Yuki ➡ they彼女らは
book ➡ thisこれは, thatあれは, itそれは
books ➡ theseこれらは, thoseあれらは
cat ➡ thisこれは, thatあれは, itそれは
cats ➡ theseこれらは, thoseあれらは
🙂 catやdogなどのペットとして飼われている動物は、モノを指す this, that, itを使うこともできますが、人間と同じようにheやsheで呼ぶ傾向があります。
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複数形の所有格を理解する
This is our house.「これは私たちの家です」
「私たちの」はourになります。
This is our house.「これは私たちの家です」
「私たち」の数が子供も入れて6人になりましたが、何人いてもourです。
Your parents.「あなたのご両親」
一人の子供に向かって「あなたの」と呼びかけています。
Your parents.「あなたたちのご両親」
二人の子供に向かって「あなたたちの」と呼びかけています。
🙂 このように、Your は単数形でも複数形でも同じ形になります。
That is their dog.「あれは彼らの犬です」
Its name is Lucky.「それの名前はラッキーです」
「彼ら」「彼女ら」は、their になります。「それの」はIts です。it の所有格は itsですが、ペットをitで呼ぶ傾向は少なくなっています。heやsheで呼んでいるため、ペットの性別がはっきりしていれば、所有格もhisやherを使うことが普通です。
そのため、His name is Lucky. Her name is Lucky.のように言います。性別がわからないときは、Its name is Lucky.のように使うということですね。
複数形の所有格をまとめると以下のようになります。
主語 | 所有格 |
we | our |
you | your |
they | their |
➡ 代名詞が誰を(あるいは何を)指しているのかを理解する。
➡ 複数形の3つの所有格を理解する。